万葉集3885番の作者・分類|訓読・読み|意味・訳|原文

万葉集3885番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。

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万葉集3885番について

歌番号

3885番

原文

伊刀古|名兄乃君|居々而|物尓伊行跡波|韓國乃|虎云神乎|生取尓|八頭取持来|其皮乎|多々弥尓刺|八重疊|平群乃山尓|四月|与五月間尓|藥猟|仕流時尓|足引乃|此片山尓|二立|伊智比何本尓|梓弓|八多婆佐弥|比米加夫良|八多婆左弥|完待跡|吾居時尓|佐男鹿乃|来<立>嘆久|頓尓|吾可死|王尓|吾仕牟|吾角者|御笠乃<波>夜詩|吾耳者|御墨坩|吾目良波|真墨乃鏡|吾爪者|御弓之弓波受|吾毛等者|御筆波夜斯|吾皮者|御箱皮尓|吾完者|御奈麻須波夜志|吾伎毛母|御奈麻須波夜之|吾美義波|御塩乃波夜之|耆矣奴|吾身一尓|七重花佐久|八重花生跡|白賞尼|<白賞尼>

訓読

いとこ|汝背の君|居り居りて|物にい行くとは|韓国の|虎といふ神を|生け捕りに|八つ捕り持ち来|その皮を|畳に刺し|八重畳|平群の山に|四月と|五月との間に|薬猟|仕ふる時に|あしひきの|この片山に|二つ立つ|櫟が本に|梓弓|八つ手挟み|ひめ鏑|八つ手挟み|獣待つと|我が居る時に|さを鹿の|来立ち嘆かく|たちまちに|我れは死ぬべし|大君に|我れは仕へむ|我が角は|み笠のはやし|我が耳は|み墨の坩|我が目らは|ますみの鏡|我が爪は|み弓の弓弭|我が毛らは|み筆はやし|我が皮は|み箱の皮に|我が肉は|み膾はやし|我が肝も|み膾はやし|我がみげは|み塩のはやし|老いたる奴|我が身一つに|七重花咲く|八重花咲くと|申しはやさね|申しはやさね

かな読み

いとこ|なせのきみ|をりをりて|ものにいゆくとは|からくにの|とらといふかみを|いけどりに|やつとりもちき|そのかはを|たたみにさし|やへたたみ|へぐりのやまに|うづきと|さつきとのまに|くすりがり|つかふるときに|あしひきの|このかたやまに|ふたつたつ|いちひがもとに|あづさゆみ|やつたばさみ|ひめかぶら|やつたばさみ|ししまつと|わがをるときに|さをしかの|きたちなげかく|たちまちに|われはしぬべし|おほきみに|われはつかへむ|わがつのは|みかさのはやし|わがみみは|みすみのつほ|わがめらは|ますみのかがみ|わがつめは|みゆみのゆはず|わがけらは|みふみてはやし|わがかはは|みはこのかはに|わがししは|みなますはやし|わがきもも|みなますはやし|わがみげは|みしほのはやし|おいたるやつこ|あがみひとつに|ななへはなさく|やへはなさくと|まをしはやさね|まをしはやさね

カタカナ読み

イトコ|ナセノキミ|ヲリヲリテ|モノニイユクトハ|カラクニノ|トラトイフカミヲ|イケドリニ|ヤツトリモチキ|ソノカハヲ|タタミニサシ|ヤヘタタミ|ヘグリノヤマニ|ウヅキト|サツキトノマニ|クスリガリ|ツカフルトキニ|アシヒキノ|コノカタヤマニ|フタツタツ|イチヒガモトニ|アヅサユミ|ヤツタバサミ|ヒメカブラ|ヤツタバサミ|シシマツト|ワガヲルトキニ|サヲシカノ|キタチナゲカク|タチマチニ|ワレハシヌベシ|オホキミニ|ワレハツカヘム|ワガツノハ|ミカサノハヤシ|ワガミミハ|ミスミノツホ|ワガメラハ|マスミノカガミ|ワガツメハ|ミユミノユハズ|ワガケラハ|ミフミテハヤシ|ワガカハハ|ミハコノカハニ|ワガシシハ|ミナマスハヤシ|ワガキモモ|ミナマスハヤシ|ワガミゲハ|ミシホノハヤシ|オイタルヤツコ|アガミヒトツニ|ナナヘハナサク|ヤヘハナサクト|マヲシハヤサネ|マヲシハヤサネ

ローマ字読み|大文字

ITOKO|NASENOKIMI|ORIORITE|MONONIIYUKUTOHA|KARAKUNINO|TORATOIFUKAMIO|IKEDORINI|YATSUTORIMOCHIKI|SONOKAHAO|TATAMINISASHI|YAHETATAMI|HEGURINOYAMANI|UZUKITO|SATSUKITONOMANI|KUSURIGARI|TSUKAFURUTOKINI|ASHIHIKINO|KONOKATAYAMANI|FUTATSUTATSU|ICHIHIGAMOTONI|AZUSAYUMI|YATSUTABASAMI|HIMEKABURA|YATSUTABASAMI|SHISHIMATSUTO|WAGAORUTOKINI|SAOSHIKANO|KITACHINAGEKAKU|TACHIMACHINI|WAREHASHINUBESHI|OHOKIMINI|WAREHATSUKAHEMU|WAGATSUNOHA|MIKASANOHAYASHI|WAGAMIMIHA|MISUMINOTSUHO|WAGAMERAHA|MASUMINOKAGAMI|WAGATSUMEHA|MIYUMINOYUHAZU|WAGAKERAHA|MIFUMITEHAYASHI|WAGAKAHAHA|MIHAKONOKAHANI|WAGASHISHIHA|MINAMASUHAYASHI|WAGAKIMOMO|MINAMASUHAYASHI|WAGAMIGEHA|MISHIHONOHAYASHI|OITARUYATSUKO|AGAMIHITOTSUNI|NANAHEHANASAKU|YAHEHANASAKUTO|MAOSHIHAYASANE|MAOSHIHAYASANE

ローマ字読み|小文字

itoko|nasenokimi|oriorite|mononiiyukutoha|karakunino|toratoifukamio|ikedorini|yatsutorimochiki|sonokahao|tataminisashi|yahetatami|hegurinoyamani|uzukito|satsukitonomani|kusurigari|tsukafurutokini|ashihikino|konokatayamani|futatsutatsu|ichihigamotoni|azusayumi|yatsutabasami|himekabura|yatsutabasami|shishimatsuto|wagaorutokini|saoshikano|kitachinagekaku|tachimachini|warehashinubeshi|ohokimini|warehatsukahemu|wagatsunoha|mikasanohayashi|wagamimiha|misuminotsuho|wagameraha|masuminokagami|wagatsumeha|miyuminoyuhazu|wagakeraha|mifumitehayashi|wagakahaha|mihakonokahani|wagashishiha|minamasuhayashi|wagakimomo|minamasuhayashi|wagamigeha|mishihonohayashi|oitaruyatsuko|agamihitotsuni|nanahehanasaku|yahehanasakuto|maoshihayasane|maoshihayasane

左注|左註

右歌一首為鹿述痛作之也

事項|分類・ジャンル

雑歌|寿歌|枕詞|歌謡

校異

詠歌【西(右書)】->詠【類】【紀】【細】|完【類】宍|立来->立【尼】|婆->波【尼】【類】【紀】|完【類】宍|々々々->白賞尼【尼】【類】【紀】

寛永版本

いとこ,[寛]いとふるき,
なせのきみ,[寛]なあにのきみは,
をりをりて[寛],
ものにいゆくとは[寛],
からくにの[寛],
とらといふかみを[寛],
いけどりに,[寛]いけとりに,
やつとりもちき[寛],
そのかはを[寛],
たたみにさし,[寛]たたみにさして,
やへたたみ[寛],
へぐりのやまに,[寛]へくりのやまに,
うづきと,[寛]うつきとや,
さつきとのまに,[寛]さつきほとに,
くすりがり,[寛]くすりかり,
つかふるときに[寛],
あしひきの[寛],
このかたやまに[寛],
ふたつたつ[寛],
いちひがもとに,[寛]いちひかもとに,
あづさゆみ,[寛]あつさゆみ,
やつたばさみ,[寛]はたはさみ,
ひめかぶら,[寛]ひめかふら,
やつたばさみ,[寛]はたはさみ,
ししまつと[寛],
わがをるときに,[寛]わかをるときに,
さをしかの[寛],
きたちなげかく,[寛]きたちきなけく,
たちまちに[寛],
われはしぬべし,[寛]われしにぬへし,
おほきみに[寛],
われはつかへむ[寛],
わがつのは,[寛]わかつのは,
みかさのはやし[寛],
わがみみは,[寛]わかみみは,
みすみのつほ,[寛]みすみのつほに,
わがめらは,[寛]わかめらは,
ますみのかがみ,[寛]ますみのかかみ,
わがつめは,[寛]わかつめは,
みゆみのゆはず,[寛]みゆみのゆはす,
わがけらは,[寛]わかけらは,
みふみてはやし,[寛]みふてのはやし,
わがかはは,[寛]わかかはは,
みはこのかはに[寛],
わがししは,[寛]わかししは,
みなますはやし[寛],
わがきもも,[寛]わかきもも,
みなますはやし[寛],
わがみげは,[寛]わかみちは,
みしほのはやし[寛],
おいたるやつこ,[寛]おいはてをぬ,
あがみひとつに,[寛]わかみひとつに,
ななへはなさく[寛],
やへはなさくと[寛],
まをしはやさね,[寛]まうさね,
まをしはやさね,[寛]まうさね,

巻数

第16巻

作者

乞食者

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