万葉集890番の作者・分類、訓読・読み、意味・訳、原文についてまとめます。
万葉集890番について
歌番号
890番
原文
出弖由伎斯|日乎可俗閇都々|家布々々等|阿袁麻多周良武|知々波々良波母|[一云|波々我迦奈斯佐]
訓読
出でて行きし日を数へつつ今日今日と我を待たすらむ父母らはも|[一云|母が悲しさ]
かな読み
いでてゆきし|ひをかぞへつつ|けふけふと|あをまたすらむ|ちちははらはも|[ははがかなしさ]
カタカナ読み
イデテユキシ|ヒヲカゾヘツツ|ケフケフト|アヲマタスラム|チチハハラハモ|[ハハガカナシサ]
ローマ字読み|大文字
IDETEYUKISHI|HIOKAZOHETSUTSU|KEFUKEFUTO|AOMATASURAMU|CHICHIHAHARAHAMO|[HAHAGAKANASHISA]
ローマ字読み|小文字
ideteyukishi|hiokazohetsutsu|kefukefuto|aomatasuramu|chichihaharahamo|[hahagakanashisa]
左注|左註
特に無し
事項|分類・ジャンル
大伴熊凝|追悼|哀悼|行路死人|儒教|孝養|無常
校異
特に無し
寛永版本
いでてゆきし,[寛]いててゆきし,
ひをかぞへつつ,[寛]ひをかそへつつ,
けふけふと[寛],
あをまたすらむ[寛],
ちちははらはも,[寛]ちちははをはも,
[ははがかなしさ],[寛]ははかかなしさ,
巻数
第5巻
作者
山上憶良