万葉集889番の作者・分類、訓読・読み、意味・訳、原文についてまとめます。
万葉集889番について
歌番号
889番
原文
家尓阿利弖|波々何刀利美婆|奈具佐牟流|許々呂波阿良麻志|斯奈婆斯農等母|[一云|能知波志奴等母]
訓読
家にありて母がとり見ば慰むる心はあらまし死なば死ぬとも|[一云|後は死ぬとも]
かな読み
いへにありて|ははがとりみば|なぐさむる|こころはあらまし|しなばしぬとも|[のちはしぬとも]
カタカナ読み
イヘニアリテ|ハハガトリミバ|ナグサムル|ココロハアラマシ|シナバシヌトモ|[ノチハシヌトモ]
ローマ字読み|大文字
IHENIARITE|HAHAGATORIMIBA|NAGUSAMURU|KOKOROHAARAMASHI|SHINABASHINUTOMO|[NOCHIHASHINUTOMO]
ローマ字読み|小文字
iheniarite|hahagatorimiba|nagusamuru|kokorohaaramashi|shinabashinutomo|[nochihashinutomo]
左注|左註
特に無し
事項|分類・ジャンル
大伴熊凝|追悼|哀悼|行路死人|儒教|孝養|無常|鎮魂
校異
特に無し
寛永版本
いへにありて[寛],
ははがとりみば,[寛]ははかとりみは,
なぐさむる,[寛]なくさむる,
こころはあらまし[寛],
しなばしぬとも,[寛]しなはしぬとも,
[のちはしぬとも][寛],
巻数
第5巻
作者
山上憶良