万葉集525番の作者・分類、訓読・読み、意味・訳、原文についてまとめます。
万葉集525番について
歌番号
525番
原文
狭穂河乃|小石踐渡|夜干玉之|黒馬之来夜者|年尓母有粳
訓読
佐保川の小石踏み渡りぬばたまの黒馬来る夜は年にもあらぬか
かな読み
さほがはの|こいしふみわたり|ぬばたまの|くろまくるよは|としにもあらぬか
カタカナ読み
サホガハノ|コイシフミワタリ|ヌバタマノ|クロマクルヨハ|トシニモアラヌカ
ローマ字読み|大文字
SAHOGAHANO|KOISHIFUMIWATARI|NUBATAMANO|KUROMAKURUYOHA|TOSHINIMOARANUKA
ローマ字読み|小文字
sahogahano|koishifumiwatari|nubatamano|kuromakuruyoha|toshinimoaranuka
左注|左註
右郎女者佐保大納言卿之女也|初嫁一品穂積皇子|被寵無儔而皇子薨之後時|藤原麻呂大夫娉之郎女焉|郎女家於坂上里|仍族氏号曰坂上郎女也
事項|分類・ジャンル
相聞|藤原麻呂|恋情|贈答|地名|奈良|動物|枕詞
校異
歌【西】謌【西(訂正)】歌
寛永版本
さほがはの,[寛]さほかはの,
こいしふみわたり,[寛]さされふみわたり,
ぬばたまの,[寛]ぬはたまの,
くろまくるよは,[寛]こまのくるよは,
としにもあらぬか[寛],
巻数
第4巻
作者
坂上郎女