万葉集3232番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集3232番について
歌番号
3232番
原文
斧取而|丹生桧山|木折来而|筏尓作|二梶貫|礒榜廻乍|嶋傳|雖見不飽|三吉野乃|瀧動々|落白浪
訓読
斧取りて|丹生の桧山の|木伐り来て|筏に作り|真楫貫き|礒漕ぎ廻つつ|島伝ひ|見れども飽かず|み吉野の|瀧もとどろに|落つる白波
かな読み
をのとりて|にふのひやまの|きこりきて|いかだにつくり|まかぢぬき|いそこぎみつつ|しまづたひ|みれどもあかず|みよしのの|たきもとどろに|おつるしらなみ
カタカナ読み
ヲノトリテ|ニフノヒヤマノ|キコリキテ|イカダニツクリ|マカヂヌキ|イソコギミツツ|シマヅタヒ|ミレドモアカズ|ミヨシノノ|タキモトドロニ|オツルシラナミ
ローマ字読み|大文字
ONOTORITE|NIFUNOHIYAMANO|KIKORIKITE|IKADANITSUKURI|MAKAJINUKI|ISOKOGIMITSUTSU|SHIMAZUTAHI|MIREDOMOAKAZU|MIYOSHINONO|TAKIMOTODORONI|OTSURUSHIRANAMI
ローマ字読み|小文字
onotorite|nifunohiyamano|kikorikite|ikadanitsukuri|makajinuki|isokogimitsutsu|shimazutahi|miredomoakazu|miyoshinono|takimotodoroni|otsurushiranami
左注|左註
右二首
事項|分類・ジャンル
雑歌|地名|吉野|奈良|川讃美
校異
特に無し
寛永版本
をのとりて[寛],
にふのひやまの[寛],
きこりきて[寛],
いかだにつくり,[寛]ふねにつくりて,
まかぢぬき,[寛]まかちぬき,
いそこぎみつつ,[寛]いそこきたみつ,
しまづたひ,[寛]しまつたひ,
みれどもあかず,[寛]みれともあかす,
みよしのの[寛],
たきもとどろに,[寛]たきもととろに,
おつるしらなみ,[寛]きつるしらなみ,
巻数
第13巻
作者
不詳