万葉集1602番の作者・分類、訓読・読み、意味・訳、原文についてまとめます。
万葉集1602番について
歌番号
1602番
原文
山妣姑乃|相響左右|妻戀尓|鹿鳴山邊尓|獨耳為手
訓読
山彦の相響むまで妻恋ひに鹿鳴く山辺に独りのみして
かな読み
やまびこの|あひとよむまで|つまごひに|かなくやまへに|ひとりのみして
カタカナ読み
ヤマビコノ|アヒトヨムマデ|ツマゴヒニ|カナクヤマヘニ|ヒトリノミシテ
ローマ字読み|大文字
YAMABIKONO|AHITOYOMUMADE|TSUMAGOHINI|KANAKUYAMAHENI|HITORINOMISHITE
ローマ字読み|小文字
yamabikono|ahitoyomumade|tsumagohini|kanakuyamaheni|hitorinomishite
左注|左註
右二首天平十五年癸未八月十六日作
事項|分類・ジャンル
秋雑歌|天平15年8月16日年紀|孤独|恋情|動物
校異
歌【西】謌【西(訂正)】歌
寛永版本
やまびこの,[寛]やまひこの,
あひとよむまで,[寛]あひとよむまて,
つまごひに,[寛]つまこひに,
かなくやまへに,[寛]しかなくやまへに,
ひとりのみして[寛],
巻数
第8巻
作者
大伴家持