万葉集899番の作者・分類、訓読・読み、意味・訳、原文についてまとめます。
万葉集899番について
歌番号
899番
原文
周弊母奈久|苦志久阿礼婆|出波之利|伊奈々等思騰|許良尓<佐>夜利奴
訓読
すべもなく苦しくあれば出で走り去ななと思へどこらに障りぬ
かな読み
すべもなく|くるしくあれば|いではしり|いななとおもへど|こらにさやりぬ
カタカナ読み
スベモナク|クルシクアレバ|イデハシリ|イナナトオモヘド|コラニサヤリヌ
ローマ字読み|大文字
SUBEMONAKU|KURUSHIKUAREBA|IDEHASHIRI|INANATOMOHEDO|KORANISAYARINU
ローマ字読み|小文字
subemonaku|kurushikuareba|idehashiri|inanatomohedo|koranisayarinu
左注|左註
天平五年六月丙申朔三日戊戌作
事項|分類・ジャンル
仏教|儒教|老|嘆翮|子供|天平5年6月3日年紀
校異
作->佐【類】【紀】【古】【細】
寛永版本
すべもなく,[寛]すへもなく,
くるしくあれば,[寛]くるしくあれは,
いではしり,[寛]いててはしり,
いななとおもへど,[寛]いななとおもへと,
こらにさやりぬ[寛],
巻数
第5巻
作者
山上憶良