万葉集4360番の作者・分類|訓読・読み|意味・訳|原文

万葉集4360番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。

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万葉集4360番について

歌番号

4360番

原文

天皇乃|等保伎美与尓毛|於之弖流|難波乃久尓々|阿米能之多|之良志賣之伎等|伊麻能乎尓|多要受伊比都々|可氣麻久毛|安夜尓可之古志|可武奈我良|和其大王乃|宇知奈妣久|春初波|夜知久佐尓|波奈佐伎尓保比|夜麻美礼婆|見能等母之久|可波美礼婆|見乃佐夜氣久|母能其等尓|佐可由流等伎登|賣之多麻比|安伎良米多麻比|之伎麻世流|難波宮者|伎己之乎須|四方乃久尓欲里|多弖麻都流|美都奇能船者|保理江欲里|美乎妣伎之都々|安佐奈藝尓|可治比伎能保理|由布之保尓|佐乎佐之久太理|安治牟良能|佐和伎々保比弖|波麻尓伊泥弖|海原見礼婆|之良奈美乃|夜敝乎流我宇倍尓|安麻乎夫祢|波良々尓宇伎弖|於保美氣尓|都加倍麻都流等|乎知許知尓|伊射里都利家理|曽伎太久毛|於藝呂奈伎可毛|己伎婆久母|由多氣伎可母|許己見礼婆|宇倍之神代由|波自米家良思母

訓読

皇祖の|遠き御代にも|押し照る|難波の国に|天の下|知らしめしきと|今の緒に|絶えず言ひつつ|かけまくも|あやに畏し|神ながら|我ご大君の|うち靡く|春の初めは|八千種に|花咲きにほひ|山見れば|見の羨しく|川見れば|見のさやけく|ものごとに|栄ゆる時と|見したまひ|明らめたまひ|敷きませる|難波の宮は|聞こし食す|四方の国より|奉る|御調の船は|堀江より|水脈引きしつつ|朝なぎに|楫引き上り|夕潮に|棹さし下り|あぢ群の|騒き競ひて|浜に出でて|海原見れば|白波の|八重をるが上に|海人小船|はららに浮きて|大御食に|仕へまつると|をちこちに|漁り釣りけり|そきだくも|おぎろなきかも|こきばくも|ゆたけきかも|ここ見れば|うべし神代ゆ|始めけらしも

かな読み

すめろきの|とほきみよにも|おしてる|なにはのくにに|あめのした|しらしめしきと|いまのをに|たえずいひつつ|かけまくも|あやにかしこし|かむながら|わごおほきみの|うちなびく|はるのはじめは|やちくさに|はなさきにほひ|やまみれば|みのともしく|かはみれば|みのさやけく|ものごとに|さかゆるときと|めしたまひ|あきらめたまひ|しきませる|なにはのみやは|きこしをす|よものくにより|たてまつる|みつきのふねは|ほりえより|みをびきしつつ|あさなぎに|かぢひきのぼり|ゆふしほに|さをさしくだり|あぢむらの|さわききほひて|はまにいでて|うなはらみれば|しらなみの|やへをるがうへに|あまをぶね|はららにうきて|おほみけに|つかへまつると|をちこちに|いざりつりけり|そきだくも|おぎろなきかも|こきばくも|ゆたけきかも|ここみれば|うべしかむよゆ|はじめけらしも

カタカナ読み

スメロキノ|トホキミヨニモ|オシテル|ナニハノクニニ|アメノシタ|シラシメシキト|イマノヲニ|タエズイヒツツ|カケマクモ|アヤニカシコシ|カムナガラ|ワゴオホキミノ|ウチナビク|ハルノハジメハ|ヤチクサニ|ハナサキニホヒ|ヤマミレバ|ミノトモシク|カハミレバ|ミノサヤケク|モノゴトニ|サカユルトキト|メシタマヒ|アキラメタマヒ|シキマセル|ナニハノミヤハ|キコシヲス|ヨモノクニヨリ|タテマツル|ミツキノフネハ|ホリエヨリ|ミヲビキシツツ|アサナギニ|カヂヒキノボリ|ユフシホニ|サヲサシクダリ|アヂムラノ|サワキキホヒテ|ハマニイデテ|ウナハラミレバ|シラナミノ|ヤヘヲルガウヘニ|アマヲブネ|ハララニウキテ|オホミケニ|ツカヘマツルト|ヲチコチニ|イザリツリケリ|ソキダクモ|オギロナキカモ|コキバクモ|ユタケキカモ|ココミレバ|ウベシカムヨユ|ハジメケラシモ

ローマ字読み|大文字

SUMEROKINO|TOHOKIMIYONIMO|OSHITERU|NANIHANOKUNINI|AMENOSHITA|SHIRASHIMESHIKITO|IMANONI|TAEZUIHITSUTSU|KAKEMAKUMO|AYANIKASHIKOSHI|KAMUNAGARA|WAGOHOKIMINO|UCHINABIKU|HARUNOHAJIMEHA|YACHIKUSANI|HANASAKINIHOHI|YAMAMIREBA|MINOTOMOSHIKU|KAHAMIREBA|MINOSAYAKEKU|MONOGOTONI|SAKAYURUTOKITO|MESHITAMAHI|AKIRAMETAMAHI|SHIKIMASERU|NANIHANOMIYAHA|KIKOSHIOSU|YOMONOKUNIYORI|TATEMATSURU|MITSUKINOFUNEHA|HORIEYORI|MIOBIKISHITSUTSU|ASANAGINI|KAJIHIKINOBORI|YUFUSHIHONI|SAOSASHIKUDARI|AJIMURANO|SAWAKIKIHOHITE|HAMANIIDETE|UNAHARAMIREBA|SHIRANAMINO|YAHEORUGAUHENI|AMAOBUNE|HARARANIUKITE|OHOMIKENI|TSUKAHEMATSURUTO|OCHIKOCHINI|IZARITSURIKERI|SOKIDAKUMO|OGIRONAKIKAMO|KOKIBAKUMO|YUTAKEKIKAMO|KOKOMIREBA|UBESHIKAMUYOYU|HAJIMEKERASHIMO

ローマ字読み|小文字

sumerokino|tohokimiyonimo|oshiteru|nanihanokunini|amenoshita|shirashimeshikito|imanoni|taezuihitsutsu|kakemakumo|ayanikashikoshi|kamunagara|wagohokimino|uchinabiku|harunohajimeha|yachikusani|hanasakinihohi|yamamireba|minotomoshiku|kahamireba|minosayakeku|monogotoni|sakayurutokito|meshitamahi|akirametamahi|shikimaseru|nanihanomiyaha|kikoshiosu|yomonokuniyori|tatematsuru|mitsukinofuneha|horieyori|miobikishitsutsu|asanagini|kajihikinobori|yufushihoni|saosashikudari|ajimurano|sawakikihohite|hamaniidete|unaharamireba|shiranamino|yaheorugauheni|amaobune|hararaniukite|ohomikeni|tsukahematsuruto|ochikochini|izaritsurikeri|sokidakumo|ogironakikamo|kokibakumo|yutakekikamo|kokomireba|ubeshikamuyoyu|hajimekerashimo

左注|左註

右二月十三日兵部少輔大伴宿祢家持

事項|分類・ジャンル

天平勝宝7年2月13日年紀|地名|難波|大阪|枕詞|大君讃美|都讃美

校異

->并短歌【元】【細】【紀】

寛永版本

すめろきの[寛],
とほきみよにも[寛],
おしてる[寛],
なにはのくにに[寛],
あめのした[寛],
しらしめしきと[寛],
いまのをに[寛],
たえずいひつつ,[寛]たえすいひつつ,
かけまくも[寛],
あやにかしこし[寛],
かむながら,[寛]かむなから,
わごおほきみの,[寛]わかおほきみの,
うちなびく,[寛]うちなひく,
はるのはじめは,[寛]はるのはしめは,
やちくさに[寛],
はなさきにほひ[寛],
やまみれば,[寛]やまみれは,
みのともしく[寛],
かはみれば,[寛]かはみれは,
みのさやけく[寛],
ものごとに,[寛]ものことに,
さかゆるときと[寛],
めしたまひ[寛],
あきらめたまひ[寛],
しきませる[寛],
なにはのみやは[寛],
きこしをす,[寛]きこしめす,
よものくにより[寛],
たてまつる[寛],
みつきのふねは[寛],
ほりえより[寛],
みをびきしつつ,[寛]みをひきしつつ,
あさなぎに,[寛]あさなきに,
かぢひきのぼり,[寛]かちひきのほり,
ゆふしほに[寛],
さをさしくだり,[寛]さをさしくたり,
あぢむらの,[寛]あちむらの,
さわききほひて[寛],
はまにいでて,[寛]はまにいてて,
うなはらみれば,[寛]うなはらみれは,
しらなみの[寛],
やへをるがうへに,[寛]やへをるかうへに,
あまをぶね,[寛]あまをふね,
はららにうきて[寛],
おほみけに[寛],
つかへまつると[寛],
をちこちに[寛],
いざりつりけり,[寛]いさりつりけり,
そきだくも,[寛]そきたくも,
おぎろなきかも,[寛]おきろなきかも,
こきばくも,[寛]こきはくも,
ゆたけきかも[寛],
ここみれば,[寛]ここみれは,
うべしかむよゆ,[寛]うへしかみよゆ,
はじめけらしも,[寛]はしめけらしも,

巻数

第20巻

作者

大伴家持

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