万葉集4048番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集4048番について
歌番号
4048番
原文
多流比女能|宇良乎許具不祢|可治末尓母|奈良野和藝<弊>乎|和須礼氐於毛倍也
訓読
垂姫の浦を漕ぐ舟梶間にも奈良の我家を忘れて思へや
かな読み
たるひめの|うらをこぐふね|かぢまにも|ならのわぎへを|わすれておもへや
カタカナ読み
タルヒメノ|ウラヲコグフネ|カヂマニモ|ナラノワギヘヲ|ワスレテオモヘヤ
ローマ字読み|大文字
TARUHIMENO|URAOKOGUFUNE|KAJIMANIMO|NARANOWAGIHEO|WASURETEOMOHEYA
ローマ字読み|小文字
taruhimeno|uraokogufune|kajimanimo|naranowagiheo|wasureteomoheya
左注|左註
右一首大伴家持||前件十五首歌者廿五日作之
事項|分類・ジャンル
天平20年3月25日年紀|序詞|地名|氷見|富山|望郷|奈良|宴席|遊覧
校異
敝->弊【元】【類】【紀】
寛永版本
たるひめの[寛],
うらをこぐふね,[寛]うらをこくふね,
かぢまにも,[寛]かちまにも,
ならのわぎへを,[寛]ならのわきへを,
わすれておもへや[寛],
巻数
第18巻
作者
大伴家持