万葉集3810番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集3810番について
歌番号
3810番
原文
味飯乎|水尓醸成|吾待之|代者曽<无>|直尓之不有者
訓読
味飯を水に醸みなし我が待ちしかひはかつてなし直にしあらねば
かな読み
うまいひを|みづにかみなし|わがまちし|かひはかつてなし|ただにしあらねば
カタカナ読み
ウマイヒヲ|ミヅニカミナシ|ワガマチシ|カヒハカツテナシ|タダニシアラネバ
ローマ字読み|大文字
UMAIHIO|MIZUNIKAMINASHI|WAGAMACHISHI|KAHIHAKATSUTENASHI|TADANISHIARANEBA
ローマ字読み|小文字
umaihio|mizunikaminashi|wagamachishi|kahihakatsutenashi|tadanishiaraneba
左注|左註
右傳云|昔有娘子也|相別其夫望戀經<年>|尓時夫君更<取>他妻|正身不来徒贈褁物|因此娘子作此恨歌還酬之也
事項|分類・ジャンル
雑歌|歌物語|物語|伝承|怨恨|恋愛|失恋|女歌
校異
無->无【尼】【類】【古】|羊->年【類】【古】【紀】|娶->取【尼】【類】【古】
寛永版本
うまいひを,[寛]あちいひを,
みづにかみなし,[寛]みつにかみなし,
わがまちし,[寛]わかまちし,
かひはかつてなし,[寛]よはかつてなし,
ただにしあらねば,[寛]たたにしあらねは,
巻数
第16巻
作者
不詳