万葉集1291番の作者・分類、訓読・読み、意味・訳、原文についてまとめます。
万葉集1291番について
歌番号
1291番
原文
此岡|<草>苅小子|<勿>然苅|有乍|<公>来座|御馬草為
訓読
この岡に草刈るわらはなしか刈りそねありつつも君が来まさば御馬草にせむ
かな読み
このをかに|くさかるわらは|なしかかりそね|ありつつも|きみがきまさむ|みまくさにせむ
カタカナ読み
コノヲカニ|クサカルワラハ|ナシカカリソネ|アリツツモ|キミガキマサム|ミマクサニセム
ローマ字読み|大文字
KONOKANI|KUSAKARUWARAHA|NASHIKAKARISONE|ARITSUTSUMO|KIMIGAKIMASAMU|MIMAKUSANISEMU
ローマ字読み|小文字
konokani|kusakaruwaraha|nashikakarisone|aritsutsumo|kimigakimasamu|mimakusanisemu
左注|左註
右廿三首柿本朝臣人麻呂之歌集出
事項|分類・ジャンル
雑歌|旋頭歌|略体|恋愛
校異
莫->草【西(訂正右書)】【元】【古】【紀】|->勿【元】【紀】|君->公【元】【温】【矢】【京】
寛永版本
このをかに[寛],
くさかるわらは[寛],
なしかかりそね,[寛]しかなかりそ,
ありつつも[寛],
きみがきまさむ,[寛]きみかきまさむ,
みまくさにせむ[寛],
巻数
第7巻
作者
柿本人麻呂歌集