万葉集933番の作者・分類|訓読・読み|意味・訳|原文

万葉集933番の作者・分類、訓読・読み、意味・訳、原文についてまとめます。

スポンサーリンク

万葉集933番について

歌番号

933番

原文

天地之|遠我如|日月之|長我如|臨照|難波乃宮尓|和期大王|國所知良之|御食都國|日之御調等|淡路乃|野嶋之海子乃|海底|奥津伊久利二|鰒珠|左盤尓潜出|船並而|仕奉之|貴見礼者

訓読

天地の|遠きがごとく|日月の|長きがごとく|おしてる|難波の宮に|我ご大君|国知らすらし|御食つ国|日の御調と|淡路の|野島の海人の|海の底|沖つ海石に|鰒玉|さはに潜き出|舟並めて|仕へ奉るし|貴し見れば

スポンサーリンク

かな読み

あめつちの|とほきがごとく|ひつきの|ながきがごとく|おしてる|なにはのみやに|わごおほきみ|くにしらすらし|みけつくに|ひのみつきと|あはぢの|のしまのあまの|わたのそこ|おきついくりに|あはびたま|さはにかづきで|ふねなめて|つかへまつるし|たふとしみれば

カタカナ読み

アメツチノ|トホキガゴトク|ヒツキノ|ナガキガゴトク|オシテル|ナニハノミヤニ|ワゴオホキミ|クニシラスラシ|ミケツクニ|ヒノミツキト|アハヂノ|ノシマノアマノ|ワタノソコ|オキツイクリニ|アハビタマ|サハニカヅキデ|フネナメテ|ツカヘマツルシ|タフトシミレバ

ローマ字読み|大文字

AMETSUCHINO|TOHOKIGAGOTOKU|HITSUKINO|NAGAKIGAGOTOKU|OSHITERU|NANIHANOMIYANI|WAGOHOKIMI|KUNISHIRASURASHI|MIKETSUKUNI|HINOMITSUKITO|AHAJINO|NOSHIMANOAMANO|WATANOSOKO|OKITSUIKURINI|AHABITAMA|SAHANIKAZUKIDE|FUNENAMETE|TSUKAHEMATSURUSHI|TAFUTOSHIMIREBA

ローマ字読み|小文字

ametsuchino|tohokigagotoku|hitsukino|nagakigagotoku|oshiteru|nanihanomiyani|wagohokimi|kunishirasurashi|miketsukuni|hinomitsukito|ahajino|noshimanoamano|watanosoko|okitsuikurini|ahabitama|sahanikazukide|funenamete|tsukahematsurushi|tafutoshimireba

スポンサーリンク

左注|左註

特に無し

事項|分類・ジャンル

雑歌|難波|大阪|離宮|宮廷讃美|羈旅|地名|枕詞

校異

歌【西】謌【西(訂正)】歌|短歌【西】短謌【西(訂正)】短歌

寛永版本

あめつちの[寛],
とほきがごとく,[寛]とほきかことく,
ひつきの[寛],
ながきがごとく,[寛]なかきかことく,
おしてる,[寛]をしてるや,
なにはのみやに[寛],
わごおほきみ,[寛]わかきみの,
くにしらすらし[寛],
みけつくに[寛],
ひのみつきと,[寛]ひひのみつきと,
あはぢの,[寛]あはみちの,
のしまのあまの[寛],
わたのそこ[寛],
おきついくりに[寛],
あはびたま,[寛]あはひたま,
さはにかづきで,[寛]さはにかつきて,
ふねなめて[寛],
つかへまつるし,[寛]つかへまつし,
たふとしみれば,[寛]かしこみみれは,

巻数

第6巻

作者

山部赤人