万葉集4008番の作者・分類|訓読・読み|意味・訳|原文

万葉集4008番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。

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万葉集4008番について

歌番号

4008番

原文

安遠邇与之|奈良乎伎波奈礼|阿麻射可流|比奈尓波安礼登|和賀勢故乎|見都追志乎礼婆|於毛比夜流|許等母安利之乎|於保伎美乃|美許等可之古美|乎須久尓能|許等登理毛知弖|和可久佐能|安由比多豆久利|無良等理能|安佐太知伊奈婆|於久礼多流|阿礼也可奈之伎|多妣尓由久|伎美可母孤悲無|於毛布蘇良|夜須久安良祢婆|奈氣可久乎|等騰米毛可祢氐|見和多勢婆|宇能婆奈夜麻乃|保等登藝須|<祢>能未之奈可由|安佐疑理能|美太流々許己呂|許登尓伊泥弖|伊<波><婆>由遊思美|刀奈美夜麻|多牟氣能可味尓|奴佐麻都里|安我許比能麻久|波之家夜之|吉美賀多太可乎|麻佐吉久毛|安里多母等保利|都奇多々婆|等伎毛可波佐受|奈泥之故我|波奈乃佐可里尓|阿比見之米等曽

訓読

あをによし|奈良を来離れ|天離る|鄙にはあれど|我が背子を|見つつし居れば|思ひ遣る|こともありしを|大君の|命畏み|食す国の|事取り持ちて|若草の|足結ひ手作り|群鳥の|朝立ち去なば|後れたる|我れや悲しき|旅に行く|君かも恋ひむ|思ふそら|安くあらねば|嘆かくを|留めもかねて|見わたせば|卯の花山の|霍公鳥|音のみし泣かゆ|朝霧の|乱るる心|言に出でて|言はばゆゆしみ|砺波山|手向けの神に|幣奉り|我が祈ひ祷まく|はしけやし|君が直香を|ま幸くも|ありた廻り|月立たば|時もかはさず|なでしこが|花の盛りに|相見しめとぞ

かな読み

あをによし|ならをきはなれ|あまざかる|ひなにはあれど|わがせこを|みつつしをれば|おもひやる|こともありしを|おほきみの|みことかしこみ|をすくにの|こととりもちて|わかくさの|あゆひたづくり|むらとりの|あさだちいなば|おくれたる|あれやかなしき|たびにゆく|きみかもこひむ|おもふそら|やすくあらねば|なげかくを|とどめもかねて|みわたせば|うのはなやまの|ほととぎす|ねのみしなかゆ|あさぎりの|みだるるこころ|ことにいでて|いはばゆゆしみ|となみやま|たむけのかみに|ぬさまつり|あがこひのまく|はしけやし|きみがただかを|まさきくも|ありたもとほり|つきたたば|ときもかはさず|なでしこが|はなのさかりに|あひみしめとぞ

カタカナ読み

アヲニヨシ|ナラヲキハナレ|アマザカル|ヒナニハアレド|ワガセコヲ|ミツツシヲレバ|オモヒヤル|コトモアリシヲ|オホキミノ|ミコトカシコミ|ヲスクニノ|コトトリモチテ|ワカクサノ|アユヒタヅクリ|ムラトリノ|アサダチイナバ|オクレタル|アレヤカナシキ|タビニユク|キミカモコヒム|オモフソラ|ヤスクアラネバ|ナゲカクヲ|トドメモカネテ|ミワタセバ|ウノハナヤマノ|ホトトギス|ネノミシナカユ|アサギリノ|ミダルルココロ|コトニイデテ|イハバユユシミ|トナミヤマ|タムケノカミニ|ヌサマツリ|アガコヒノマク|ハシケヤシ|キミガタダカヲ|マサキクモ|アリタモトホリ|ツキタタバ|トキモカハサズ|ナデシコガ|ハナノサカリニ|アヒミシメトゾ

ローマ字読み|大文字

AONIYOSHI|NARAOKIHANARE|AMAZAKARU|HINANIHAAREDO|WAGASEKO|MITSUTSUSHIOREBA|OMOHIYARU|KOTOMOARISHIO|OHOKIMINO|MIKOTOKASHIKOMI|OSUKUNINO|KOTOTORIMOCHITE|WAKAKUSANO|AYUHITAZUKURI|MURATORINO|ASADACHIINABA|OKURETARU|AREYAKANASHIKI|TABINIYUKU|KIMIKAMOKOHIMU|OMOFUSORA|YASUKUARANEBA|NAGEKAKUO|TODOMEMOKANETE|MIWATASEBA|UNOHANAYAMANO|HOTOTOGISU|NENOMISHINAKAYU|ASAGIRINO|MIDARURUKOKORO|KOTONIIDETE|IHABAYUYUSHIMI|TONAMIYAMA|TAMUKENOKAMINI|NUSAMATSURI|AGAKOHINOMAKU|HASHIKEYASHI|KIMIGATADAKAO|MASAKIKUMO|ARITAMOTOHORI|TSUKITATABA|TOKIMOKAHASAZU|NADESHIKOGA|HANANOSAKARINI|AHIMISHIMETOZO

ローマ字読み|小文字

aoniyoshi|naraokihanare|amazakaru|hinanihaaredo|wagaseko|mitsutsushioreba|omohiyaru|kotomoarishio|ohokimino|mikotokashikomi|osukunino|kototorimochite|wakakusano|ayuhitazukuri|muratorino|asadachiinaba|okuretaru|areyakanashiki|tabiniyuku|kimikamokohimu|omofusora|yasukuaraneba|nagekakuo|todomemokanete|miwataseba|unohanayamano|hototogisu|nenomishinakayu|asagirino|midarurukokoro|kotoniidete|ihabayuyushimi|tonamiyama|tamukenokamini|nusamatsuri|agakohinomaku|hashikeyashi|kimigatadakao|masakikumo|aritamotohori|tsukitataba|tokimokahasazu|nadeshikoga|hananosakarini|ahimishimetozo

左注|左註

右大伴宿祢池主報贈和歌|[五月二日]

事項|分類・ジャンル

天平19年5月2日年紀|贈答|大伴家持|枕詞|植物|動物|地名|高岡|富山|砺波|恋情|悲別|羈旅|出発

校異

号->兮【元】|弥->祢【元】【紀】【細】|婆->波【元】【細】【温】|々->婆【元】【細】【温】

寛永版本

あをによし[寛],
ならをきはなれ[寛],
あまざかる,[寛]あまさかる,
ひなにはあれど,[寛]ひなにはあれと,
わがせこを,[寛]わかせこを,
みつつしをれば,[寛]みつつしをれは,
おもひやる[寛],
こともありしを[寛],
おほきみの[寛],
みことかしこみ[寛],
をすくにの[寛],
こととりもちて[寛],
わかくさの[寛],
あゆひたづくり,[寛]あゆひたつくり,
むらとりの[寛],
あさだちいなば,[寛]あさたちいなは,
おくれたる[寛],
あれやかなしき[寛],
たびにゆく,[寛]たひにゆく,
きみかもこひむ[寛],
おもふそら[寛],
やすくあらねば,[寛]やすくあらねは,
なげかくを,[寛]なけかくを,
とどめもかねて,[寛]ととめもかねて,
みわたせば,[寛]みわたせは,
うのはなやまの[寛],
ほととぎす,[寛]ほとときす,
ねのみしなかゆ[寛],
あさぎりの,[寛]あさきりの,
みだるるこころ,[寛]みたるるこころ,
ことにいでて,[寛]ことにいてて,
いはばゆゆしみ,[寛]いははゆゆしみ,
となみやま[寛],
たむけのかみに[寛],
ぬさまつり[寛],
あがこひのまく,[寛]あかこひのまく,
はしけやし[寛],
きみがただかを,[寛]きみかたたかを,
まさきくも[寛],
ありたもとほり[寛],
つきたたば,[寛]つきたたは,
ときもかはさず,[寛]ときもかはさす,
なでしこが,[寛]なてしこか,
はなのさかりに[寛],
あひみしめとぞ,[寛]あひみしめとそ,

巻数

第17巻

作者

大伴池主

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