万葉集3611番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集3611番について
歌番号
3611番
原文
於保夫祢尓|麻可治之自奴伎|宇奈波良乎|許藝弖天和多流|月人乎登I
訓読
大船に真楫しじ貫き海原を漕ぎ出て渡る月人壮士
かな読み
おほぶねに|まかぢしじぬき|うなはらを|こぎでてわたる|つきひとをとこ
カタカナ読み
オホブネニ|マカヂシジヌキ|ウナハラヲ|コギデテワタル|ツキヒトヲトコ
ローマ字読み|大文字
OHOBUNENI|MAKAJISHIJINUKI|UNAHARAO|KOGIDETEWATARU|TSUKIHITOTOKO
ローマ字読み|小文字
ohobuneni|makajishijinuki|unaharao|kogidetewataru|tsukihitotoko
左注|左註
右柿本朝臣人麻呂歌
事項|分類・ジャンル
遣新羅使|天平8年年紀|転用|古歌|誦詠|七夕|羈旅
校異
特に無し
寛永版本
おほぶねに,[寛]おほふねに,
まかぢしじぬき,[寛]まかてししぬき,
うなはらを[寛],
こぎでてわたる,[寛]こきててわたる,
つきひとをとこ[寛],
巻数
第15巻
作者
柿本人麻呂